建設業法令遵守ガイドライン 自主点検表(無料Excel)
国土交通省の「建設業法令遵守ガイドライン」(元請負人と下請負人の関係)の節に沿って、自社の下請取引を点検する表です。21項目に「はい」「いいえ」「該当なし」を入れると、見直す箇所の数が出ます。未記入の数も出るので、確かめ漏れが分かります。
建設業法令遵守ガイドライン 自主点検表の中身(全シート)
ダウンロードできるExcelを、そのまま表示しています。上のタブでシートを切り替えられます。
| 建設業法令遵守ガイドライン 自主点検表(元請と下請の取引) | |||||
| 会社名 | 点検した日 | ||||
| 結果には「はい」「いいえ」「該当なし」のどれかを入れます。「いいえ」の行が、見直す箇所です。項目は、国土交通省「建設業法令遵守ガイドライン(元請負人と下請負人の関係に係る留意点)第12版」の節に沿って、元請の立場で確かめる形にしています。 | |||||
| No. | ガイドラインの節 | 確認すること | 根拠(建設業法) | 結果 | メモ |
| 1 | 1 見積条件 | 工事内容(8項目)を書面かメールで示し、見積期間を日付で伝えている | 第20条第3項 | ||
| 2 | 1 見積条件 | 予定価格に応じた見積期間(1日・10日・15日以上)を守っている | 第20条第3項・施行令 第5条の9 | ||
| 3 | 1 見積条件 | 材料費・労務費・法定福利費などの内訳を示した見積書を受け、考慮している | 第20条第1項・第4項 | ||
| 4 | 1 見積条件 | 労務費などが著しく低くなるような見積りの変更を求めていない | 第20条第6項 | ||
| 5 | 1 見積条件 | 地中の状態や周辺環境の事象を知っているときは、契約前に情報を伝えている | 第20条の2第1項 | ||
| 6 | 2 書面契約 | 下請工事の着工前に、第19条第1項の事項を書いた契約書面を交わしている | 第19条第1項 | ||
| 7 | 2 書面契約 | 注文書・請書だけで契約するときは、同じ内容の約款を添付している | 第19条第1項 | ||
| 8 | 2 書面契約 | 追加・変更の工事は、着工前に書面で変更の契約をしている | 第19条第2項 | ||
| 9 | 3 工期 | 下請の見積の工期を尊重し、著しく短い工期にしていない | 第19条の5 | ||
| 10 | 3 工期 | 工期が変わったときの増加費用を、下請と協議して決めている | 第19条第2項・第19条の3 | ||
| 11 | 4・6 代金 | 自社の予算だけで一方的に代金を決めていない(指値発注) | 第18条・第19条の3 | ||
| 12 | 4 代金 | 見積書の法定福利費を一方的に削っていない | 第19条の3 | ||
| 13 | 7 資材 | 契約後に、資材や購入先を指定して買わせていない | 第19条の4 | ||
| 14 | 8 やり直し | 下請の責めでないやり直しの費用を、一方的に負担させていない | 第19条第2項・第19条の3 | ||
| 15 | 9 赤伝処理 | 差し引く費用の内容と額を、契約前に示して合意している | 第19条・第19条の3 | ||
| 16 | 10 支払 | 注文者から支払を受けた日から1月以内に、下請代金を払っている | 第24条の3第1項 | ||
| 17 | 10 支払 | 下請代金のうち労務費に当たる部分は現金で払っている | 第24条の3第2項 | ||
| 18 | 10 支払 | 特定建設業者として、引渡しの申出の日から50日以内の支払期日を定めている | 第24条の6 | ||
| 19 | 11 手形 | 割引を受けにくい長期の手形(手形期間60日超)を交付していない | 第24条の6第3項 | ||
| 20 | 12 通報 | 行政への通報を理由に、取引を止めるなどの扱いをしていない | 第24条の5 | ||
| 21 | 13 帳簿 | 帳簿と添付書類を営業所に備え、5年間保存している | 第40条の3 | ||
| 集計 | はい | 0 | いいえ | 0 | |
| 該当なし | 0 | 未記入 | 21 | ||
| 「未記入」が0になってから集計を見ます。1つも確かめていない状態と、全部「はい」の状態を取り違えないためです。 | |||||
| 建設業法令遵守ガイドライン 自主点検表(元請と下請の取引) | |||||
| 会社名 | 株式会社サンプル建設 | 点検した日 | 2026/11/30 | ||
| 結果には「はい」「いいえ」「該当なし」のどれかを入れます。「いいえ」の行が、見直す箇所です。項目は、国土交通省「建設業法令遵守ガイドライン(元請負人と下請負人の関係に係る留意点)第12版」の節に沿って、元請の立場で確かめる形にしています。 | |||||
| No. | ガイドラインの節 | 確認すること | 根拠(建設業法) | 結果 | メモ |
| 1 | 1 見積条件 | 工事内容(8項目)を書面かメールで示し、見積期間を日付で伝えている | 第20条第3項 | はい | |
| 2 | 1 見積条件 | 予定価格に応じた見積期間(1日・10日・15日以上)を守っている | 第20条第3項・施行令 第5条の9 | いいえ | 急ぎの案件で3日にした |
| 3 | 1 見積条件 | 材料費・労務費・法定福利費などの内訳を示した見積書を受け、考慮している | 第20条第1項・第4項 | はい | |
| 4 | 1 見積条件 | 労務費などが著しく低くなるような見積りの変更を求めていない | 第20条第6項 | はい | |
| 5 | 1 見積条件 | 地中の状態や周辺環境の事象を知っているときは、契約前に情報を伝えている | 第20条の2第1項 | はい | |
| 6 | 2 書面契約 | 下請工事の着工前に、第19条第1項の事項を書いた契約書面を交わしている | 第19条第1項 | はい | |
| 7 | 2 書面契約 | 注文書・請書だけで契約するときは、同じ内容の約款を添付している | 第19条第1項 | はい | |
| 8 | 2 書面契約 | 追加・変更の工事は、着工前に書面で変更の契約をしている | 第19条第2項 | はい | |
| 9 | 3 工期 | 下請の見積の工期を尊重し、著しく短い工期にしていない | 第19条の5 | はい | |
| 10 | 3 工期 | 工期が変わったときの増加費用を、下請と協議して決めている | 第19条第2項・第19条の3 | はい | |
| 11 | 4・6 代金 | 自社の予算だけで一方的に代金を決めていない(指値発注) | 第18条・第19条の3 | はい | |
| 12 | 4 代金 | 見積書の法定福利費を一方的に削っていない | 第19条の3 | はい | |
| 13 | 7 資材 | 契約後に、資材や購入先を指定して買わせていない | 第19条の4 | はい | |
| 14 | 8 やり直し | 下請の責めでないやり直しの費用を、一方的に負担させていない | 第19条第2項・第19条の3 | はい | |
| 15 | 9 赤伝処理 | 差し引く費用の内容と額を、契約前に示して合意している | 第19条・第19条の3 | いいえ | 赤伝の内訳を後から通知していた |
| 16 | 10 支払 | 注文者から支払を受けた日から1月以内に、下請代金を払っている | 第24条の3第1項 | はい | |
| 17 | 10 支払 | 下請代金のうち労務費に当たる部分は現金で払っている | 第24条の3第2項 | はい | |
| 18 | 10 支払 | 特定建設業者として、引渡しの申出の日から50日以内の支払期日を定めている | 第24条の6 | 該当なし | 今期の下請はすべて資本金4,000万円以上 |
| 19 | 11 手形 | 割引を受けにくい長期の手形(手形期間60日超)を交付していない | 第24条の6第3項 | 該当なし | 手形は使っていない |
| 20 | 12 通報 | 行政への通報を理由に、取引を止めるなどの扱いをしていない | 第24条の5 | はい | |
| 21 | 13 帳簿 | 帳簿と添付書類を営業所に備え、5年間保存している | 第40条の3 | はい | |
| 集計 | はい | 17 | いいえ | 2 | いいえの行を見直す |
| 該当なし | 2 | 未記入 | 0 | ||
| 「未記入」が0になってから集計を見ます。1つも確かめていない状態と、全部「はい」の状態を取り違えないためです。 | |||||
| 建設業法令遵守ガイドライン 自主点検表 | |
| 配布元 | 建設業法フクロウ(FUKULO/合同会社商陣) https://gyoho.fukulo.com/templates/ |
| シート構成 | 「記入用」(空欄)・「記入例」(書き方の見本)・「説明」の3枚です。 |
| 使い方 | 項目ごとに「はい」「いいえ」「該当なし」のどれかを入れ、「いいえ」のときはメモに理由を書きます。集計で「未記入」が0になったことを確かめてから、「いいえ」の数を見ます。 |
| 判定の付け方 | 「いいえ」が1つでもあれば「いいえの行を見直す」と出ます。 |
| 自社に合わせて直すなら | 自社の取引に合わせて、項目を足したり言い換えたりしてかまいません。担当の部署の列を足すと、誰が直すかが決まります。 |
| 気をつけること | この表はガイドラインの全部を写したものではありません。各節の説明と行為事例は、ガイドラインの本文でお確かめください。 |
| ご利用にあたっての注意 | 無料でお使いいただけます。社内での利用・改変・印刷は自由です。この様式そのものの再配布・販売はご遠慮ください。記入例の会社名・工事名・金額・日付はすべて架空です。この様式は法律の判断を代わりにするものではありません。個別の判断は、許可を受けた行政庁(都道府県・地方整備局)の窓口や、弁護士・行政書士などの専門家にお確かめください。 |
| 関係する法令等 | 国土交通省「建設業法令遵守ガイドライン(元請負人と下請負人の関係に係る留意点)第12版」(令和8年1月改訂)。各項目の根拠は建設業法の各条(第18条〜第24条の6・第40条の3)。 |
| 更新日 | 2026年10月24日 |
| 建設業法フクロウについて | 建設業法の決まり(見積期間・契約書の記載事項・下請代金の支払・工期・印紙税)と改正点を、チェックシートの無料Excelと解説でまとめた専門サイトです。https://gyoho.fukulo.com/ |
実際の画面:建設業法令遵守ガイドライン 自主点検表のExcel。社名・人名は架空です。印刷はA4・余白10mmに合わせてあります。
建設業法令遵守ガイドライン 自主点検表を使う場面
- 年に1回など、社内で下請取引のやり方を点検するとき
- 立入検査や指導の前に、自社の取引を見直すとき
- 新しく現場を任される担当者に、確かめる点を伝えるとき
建設業法令遵守ガイドライン 自主点検表の項目と書き方
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| 21の確認項目 | ガイドラインの1〜13の節(見積条件の提示・書面契約・工期・不当に低い請負代金・指値発注・資材の購入強制・やり直し工事・赤伝処理・支払・長期手形・不利益取扱い・帳簿)から、元請が確かめることを1行ずつ並べています。 |
| 根拠の条文 | 各項目に、建設業法の条の番号を付けています。 |
| 集計 | 「はい」「いいえ」「該当なし」「未記入」の数を出します。 |
建設業法令遵守ガイドライン 自主点検表を使う前に確かめること
このテンプレートは、建設業法フクロウが一次資料(法令・国や自治体の手引き)を確かめて作った書式です。提出先(元請・役所)に指定の様式がある場合は、その様式が優先します。記入例の会社名・人名・金額はすべて架空です。作り方と確かめた資料の考え方は編集方針にまとめています。
建設業法令遵守ガイドライン 自主点検表のよくある質問
ガイドラインの最新版は?
この表は、国土交通省「建設業法令遵守ガイドライン(元請負人と下請負人の関係に係る留意点)」の第12版(令和8年1月改訂)の節に沿っています。改訂されたときは、国土交通省のページで最新版をお確かめください。
発注者との取引も点検できますか?
発注者と受注者の関係には、別に「発注者・受注者間における建設業法令遵守ガイドライン」があります。この表は元請と下請の取引向けです。
「いいえ」があったらどうしますか?
メモの欄に理由を書き、次の取引から直す手順を決めます。判断に迷うときは、許可行政庁の窓口でお確かめください。
建設業法・契約・下請の書類を、無料のExcelでそろえる
建設業法フクロウでは、建設業法・契約・下請の書類を10種類、記入用・記入例・説明の3シートつきのExcelで配っています。書き方の解説記事とあわせてお使いください。