工期の確認表(建設業法 第19条の5 著しく短い工期の禁止)
下請契約の工期を決める前に、その工期が必要な日数を満たしているかを確かめる表です。工程ごとの作業日数に、休日・雨・猛暑日・予備日を足して必要な工期を出し、契約の工期・下請の見積の工期と比べます。
工期の確認表(著しく短い工期の禁止)の中身(全シート)
ダウンロードできるExcelを、そのまま表示しています。上のタブでシートを切り替えられます。
| 工期の確認表(建設業法 第19条の5 著しく短い工期の禁止) | |||||||
| 工事名 | 下請 | ||||||
| 1. 工程ごとの作業日数 | |||||||
| No. | 工程 | 作業日数 | メモ | ||||
| 1 | |||||||
| 2 | |||||||
| (空欄があと6行つづきます) | |||||||
| 作業日数の合計 | 0 | ||||||
| 2. 作業できない日 | |||||||
| 期間中の休日(週休・祝日・年末年始) | |||||||
| 雨・雪などで作業できない日の見込み | |||||||
| 猛暑日などで作業できない日の見込み | |||||||
| 予備日 | |||||||
| 必要な工期(日) | 0 | 作業日数+作業できない日 | |||||
| 3. 契約の工期と比べる | |||||||
| 着工日 | |||||||
| 契約の完成日 | |||||||
| 契約の工期(日) | 着工日と完成日を含めて数える | ||||||
| 下請の見積の工期(日) | |||||||
| 見積の工期に対する割合 | |||||||
| 判定 | |||||||
| 「著しく短い工期」は、単に日数が短いことではなく、「工期に関する基準」などに照らして不適正に短く決められた期間をいいます。見積の工期や過去の同種工事と比べて短く、違法な長時間労働などを招かないかを合わせて、個別に判断されます(建設業法令遵守ガイドライン「3-1」)。 | |||||||
| 4. 工期を決めるときの確認 | |||||||
| No. | 確認すること | 済 | 日付 | ||||
| 1 | 「工期に関する基準」で考えるべき事項(休日・天候・準備や後片付けの期間など)を踏まえて工期を決めた | ||||||
| 2 | 下請が見積書で示した工期を確かめ、尊重した | ||||||
| 3 | 複数の見積のうち最も短い工期を、一方的に工期にしていない | ||||||
| 4 | 時間外労働の上限を超える長時間労働を前提にした工期になっていない | ||||||
| 5 | 前の工程の遅れや設計変更で工期が足りないときは、工期の変更や人員の増加を協議する | ||||||
| 6 | 発注者から早い引渡しを求められても、下請に一方的に短い期間を押しつけていない | ||||||
| 「済」の数 | 0 / 6 | ||||||
| 工期の確認表(建設業法 第19条の5 著しく短い工期の禁止) | |||||||
| 工事名 | 〇〇ビル 事務所改修工事(内装) | 下請 | 株式会社〇〇内装 | ||||
| 1. 工程ごとの作業日数 | |||||||
| No. | 工程 | 作業日数 | メモ | ||||
| 1 | 墨出し・準備 | 3 | |||||
| 2 | 軽量鉄骨壁下地 | 8 | |||||
| 3 | せっこうボード張り | 10 | |||||
| 4 | 仕上げ(クロス・床) | 9 | |||||
| 5 | 設備器具の取付け | 4 | |||||
| 6 | 清掃・自主検査 | 2 | |||||
| 7 | |||||||
| 8 | |||||||
| 作業日数の合計 | 36 | ||||||
| 2. 作業できない日 | |||||||
| 期間中の休日(週休・祝日・年末年始) | 12 | 例:土日と祝日 | |||||
| 雨・雪などで作業できない日の見込み | 0 | 屋内の工事 | |||||
| 猛暑日などで作業できない日の見込み | 0 | 11〜12月の工事 | |||||
| 予備日 | 2 | ||||||
| 必要な工期(日) | 50 | 作業日数+作業できない日 | |||||
| 3. 契約の工期と比べる | |||||||
| 着工日 | 2026/11/09 | ||||||
| 契約の完成日 | 2026/12/19 | ||||||
| 契約の工期(日) | 41 | 着工日と完成日を含めて数える | |||||
| 下請の見積の工期(日) | 51 | ||||||
| 見積の工期に対する割合 | 80% | ||||||
| 判定 | 必要な日数より9日短い。工期の見直しを協議し、記録を残す | ||||||
| 「著しく短い工期」は、単に日数が短いことではなく、「工期に関する基準」などに照らして不適正に短く決められた期間をいいます。見積の工期や過去の同種工事と比べて短く、違法な長時間労働などを招かないかを合わせて、個別に判断されます(建設業法令遵守ガイドライン「3-1」)。 | |||||||
| 4. 工期を決めるときの確認 | |||||||
| No. | 確認すること | 済 | 日付 | ||||
| 1 | 「工期に関する基準」で考えるべき事項(休日・天候・準備や後片付けの期間など)を踏まえて工期を決めた | 済 | 10/30 | ||||
| 2 | 下請が見積書で示した工期を確かめ、尊重した | ||||||
| 3 | 複数の見積のうち最も短い工期を、一方的に工期にしていない | 済 | 10/30 | ||||
| 4 | 時間外労働の上限を超える長時間労働を前提にした工期になっていない | 済 | 10/30 | ||||
| 5 | 前の工程の遅れや設計変更で工期が足りないときは、工期の変更や人員の増加を協議する | 済 | 10/30 | ||||
| 6 | 発注者から早い引渡しを求められても、下請に一方的に短い期間を押しつけていない | 済 | 10/30 | ||||
| 「済」の数 | 5 / 6 | ||||||
| 工期の確認表(著しく短い工期の禁止) | |
| 配布元 | 建設業法フクロウ(FUKULO/合同会社商陣) https://gyoho.fukulo.com/templates/ |
| シート構成 | 「記入用」(空欄)・「記入例」(書き方の見本)・「説明」の3枚です。 |
| 使い方 | 「1」に工程ごとの作業日数を、「2」に作業できない日の見込みを入れると必要な工期が出ます。「3」に着工日・完成日・下請の見積の工期を入れて比べます。「4」で工期を決めるときの確認をします。 |
| 判定の付け方 | 契約の工期が必要な工期以上なら「必要な日数を確保」、短ければ「必要な日数より○日短い。工期の見直しを協議し、記録を残す」と出ます。 |
| 自社に合わせて直すなら | 工程は工事の種類に合わせて書き換えます。作業できない日は、地域の天候や現場の休日の決まりに合わせて見込みます。 |
| 気をつけること | この表は、日数の根拠を残すための道具です。必要な工期より短い契約がすぐに違反になるとは限りませんが、短い理由と、協議の記録を残しておくことが大事です。 |
| ご利用にあたっての注意 | 無料でお使いいただけます。社内での利用・改変・印刷は自由です。この様式そのものの再配布・販売はご遠慮ください。記入例の会社名・工事名・金額・日付はすべて架空です。この様式は法律の判断を代わりにするものではありません。個別の判断は、許可を受けた行政庁(都道府県・地方整備局)の窓口や、弁護士・行政書士などの専門家にお確かめください。 |
| 関係する法令等 | 建設業法 第19条の5第1項(注文者は、通常必要と認められる期間に比して著しく短い期間を工期とする契約をしてはならない)・第2項(建設業者も同じ。令和7年12月12日施行)、第19条の6第2項(発注者への勧告。施行令 第5条の8 で請負代金500万円以上、建築一式工事は1,500万円以上)。国土交通省「建設業法令遵守ガイドライン(第12版)」3-1 著しく短い工期の禁止。 |
| 更新日 | 2026年10月24日 |
| 建設業法フクロウについて | 建設業法の決まり(見積期間・契約書の記載事項・下請代金の支払・工期・印紙税)と改正点を、チェックシートの無料Excelと解説でまとめた専門サイトです。https://gyoho.fukulo.com/ |
実際の画面:工期の確認表(著しく短い工期の禁止)のExcel。社名・人名は架空です。印刷はA4・余白10mmに合わせてあります。
工期の確認表(著しく短い工期の禁止)を使う場面
- 下請契約の工期を決める前に、必要な日数を満たすか確かめるとき
- 発注者から早い引渡しを求められ、下請の工期を詰める前に
- 工期を延ばす協議の材料として、日数の根拠を示したいとき
工期の確認表(著しく短い工期の禁止)の項目と書き方
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| 作業日数と作業できない日 | 工程ごとの作業日数と、休日・雨・猛暑日・予備日を足して必要な工期を出します。 |
| 契約の工期との比べ | 着工日と完成日から契約の工期を数え、必要な工期より何日短いか、見積の工期に対する割合を表示します。 |
| 工期を決めるときの確認 | ガイドラインの行為事例をもとにした6項目(見積の工期の尊重・時間外労働の上限など)を確かめます。 |
工期の確認表(著しく短い工期の禁止)を使う前に確かめること
このテンプレートは、建設業法フクロウが一次資料(法令・国や自治体の手引き)を確かめて作った書式です。提出先(元請・役所)に指定の様式がある場合は、その様式が優先します。記入例の会社名・人名・金額はすべて架空です。作り方と確かめた資料の考え方は編集方針にまとめています。
工期の確認表(著しく短い工期の禁止)のよくある質問
何日短いと違反になりますか?
日数の線は決まっていません。「工期に関する基準」などに照らして不適正に短いかを、見積の工期や過去の同種工事と比べ、違法な長時間労働を招かないかと合わせて判断されます。
受注する側にも決まりがありますか?
令和7年12月12日の施行から、建設業者も、通常必要と認められる期間より著しく短い工期で契約してはならなくなりました(第19条の5第2項)。
工期の日数の数え方は?
この表は着工日と完成日を含めて数えています。土日・祝日を除いた日数の数え方は、契約で決めた数え方に合わせてください。
建設業法・契約・下請の書類を、無料のExcelでそろえる
建設業法フクロウでは、建設業法・契約・下請の書類を10種類、記入用・記入例・説明の3シートつきのExcelで配っています。書き方の解説記事とあわせてお使いください。